佐賀県唐津市和多田出身で、競泳で東京五輪への出場が期待されている日本大1年の吉田啓祐選手(19)が13日、唐津市役所を訪れ、峰達郎市長に近況を報告した。

 4歳で水泳を始めた。市立第五中を卒業し、日大豊山高(東京)に進んだころ、東京五輪を意識し始めたという。今年4月の日本選手権では男子400メートル自由形で初優勝。イタリアで7月にあったユニバーシアード夏季大会でも金メダルに輝いた。

 身長183センチ、体重74キロ。それでも外国の選手に囲まれると「マッチ棒のように細い」と笑う。今月の日本学生選手権では調子が悪いながらも優勝し、「けがを克服し、練習を重ねればベスト(記録)は出るな」と実感したという。来年4月の日本選手権を兼ねた五輪代表選考会に意欲を燃やしており、「五輪では世界の強い選手と戦い、メダルを取りたい」と語る。

 帰郷は2年ぶり。「友人たちと語り合うのが楽しかった。五輪で頑張り、唐津の名を高めたい」と笑顔を見せた。(渡辺松雄)