2020年東京パラリンピックの人気競技の一つ、ブラインドサッカーの体験教室が15日、山梨県南アルプス市の若草体育館であった。中日本リーグで活躍する山梨キッカーズの指導で、小学生21人が挑戦した。サッカーJ2のヴァンフォーレ甲府も協力した。

 ブラインドサッカーは、転がると音が出るボールを使い、キーパー以外は目隠しをしてプレーする。ボールの音や、チームメートのかけ声などを頼りにボールを操り、ゴールを目指す。

 体験教室は、手拍子の音のする方向にドリブルする練習から始まり、パス交換やシュート練習、実際に試合もした。指導にあたった栗木二仁さんは「音と言葉でつながるスポーツで、コミュニケーションが大切。目が見えていても、ふだんから友達や先生といろんな会話をしてください」と語りかけた。

 甲府市の小学4年生、中沢友輔君(10)は弟の壮佑君(8)と参加。「ボールはどこかなと探すのが楽しかった。目の見えない人はこんな暮らしをしているのかと思った」と話した。(吉沢龍彦)