<ドラフト候補生全員!? 会いに行きます>

<東海地区大学野球連盟岐阜リーグ:中部学院大3-0岐阜協立大>◇13日◇第4週1戦目◇長良川球場

今秋ドラフト候補の中部学院大・伊藤健太投手(4年=海津明誠)が1年ぶりに抑えに再転向した。終盤2回をきっちり抑え、勝利に貢献した。

3三振のうち得意のフォークで2三振を奪うなど、持ち味を発揮した。球場表示の最速は146キロ。スカウトのスピードガンでは自己最速に並ぶ150キロも出ていたが球速にはバラつきがあった。試合後は、原克隆監督から「覇気のないピッチングをするな!」と厳しく言われた。

181センチ右腕は「自分の力不足。調整の仕方が間違っていたし、気持ちの面でもある。直球で押そうという気持ちだけになっていた。スピードも出ていない。勝ち負けにかかわるイニングなので、もっと気持ちを前面に出さないといけない」と反省ばかりだった。

入学から3年間はリリーフ。プロからもショートイニングの適性を評価されてきたが、今春は先発として4勝0敗、防御率0・62と活躍。この秋も先発で入った。チーム事情と、プロ入りを見据えて再転向。その初戦で、結果を出した。

プロ志望届を出してから初登板。年は違うが中日松坂大輔と誕生日が同じで、この日で22歳になった。ネット裏には5球団12人のスカウトが陣取り、その投球を注視した。「プロに行くと言うのが恥ずかしい。何の手応えもありません」と伊藤。高い志を持って、残り1カ月での成長を誓った。【柏原誠】