◆日本ハム4―2楽天(12日・東京D)

 日本ハムの大田泰示外野手(29)が、楽天戦に「2番・右翼」で先発出場。両チーム無得点の初回無死二塁で、楽天・美馬の投じたスライダーを捉えて右翼席中段に飛び込む決勝の19号2ランを放った。8月29日の西武戦以来11試合ぶりの一発を「ランナー二塁だったので、右方向へ最低限の仕事はと思っていました。最高の形になってくれました」と胸を張った。

 3回無死一塁ではライナーで右前へとはじき返してチャンスを拡大し、西川の適時二塁打を呼び込んだ。その後、無死二、三塁では、中田の左飛でタッチアップして生還。高々と上がった浅い飛球で思い切り良くスタートを切ったが、「あれだけ高いフライだと外野手は(送球に移る動作が)難しい。そういうところでどんどんいかないと点は入らない」と、外野手らしい冷静な判断も光った。

 チームは連敗を2で止め、クライマックスシリーズ圏内の3位・ロッテとのゲーム差を5に縮めた。これで自身初の20発にも王手をかけ、残り11試合での達成にも期待が集まる。

 強打でチームを引っ張る恐怖の2番は「そこ(本数)は気にせずに、打っていった結果がホームラン。貪欲に自分の良さを出していきたい」と意気込んだ。