<ボクシングWBA世界女子アトム級タイトル10回戦>◇12日◇東京・後楽園ホール

WBA世界女子アトム級暫定王者宮尾綾香(36=ワタナベ)が王座統一に失敗した。正規王者モンセラット・アラルコン(25=メキシコ)に先手をとられ、中盤から反撃も及ばず。1-2の判定負けを喫した。

当初は昨年11月に対戦予定も、王者アラルコンがヒザのケガで中止となった。宮尾は代わりに設定された暫定王座決定戦で、池山との再戦を制してこの一戦を迎えていた。約1年半かけて打倒アラルコンで、4団体統一へのスタートとしていたが、はね返された。

控室では目をうるませて「ごめんなさい。有言実行できなかった」と最初に頭を下げた。「勝ったと思ったが。出来はまだまだ。やってきたコンビネーションもどこまで出せたか。追い切れなかった」と肩を落とした。

「重い負け。応援に来てくれた人に申し訳なく、情けない」。16年には右ひざ前十字靱帯(じんたい)を断裂の苦難も乗り越えたプロ生活は15年を越えた。悔しさは募ったが「目標の4団体統一はやり遂げたい。またやらせてください」と再起を期した。