宮崎市の木崎浜海岸で開かれている「ワールドサーフィンゲームス」は11日、国別のリレーマッチ「アロハカップ」があった。サーフィンの世界大会で実施される伝統的なイベントで、優勝はオーストラリア。素早く仲間と交代するため、海にボードを残して砂浜を駆ける選手たちの姿に会場から笑いも起きた。

 前年大会の団体上位8カ国が出場し、各チーム男女2人ずつ計4人が出場。1人2本まで波に乗り、1本10点満点で合計得点を競う。砂浜のテント内で仲間にタッチして交代。45分以内に4人目がテントに戻らないと減点5点のペナルティーがある。

 4カ国の決勝に残った日本。一時2位につけたが、4番手の五十嵐カノア選手の番では残り10分ほどで4位。逆転を狙って良い波を待ったが十分な得点が取れず、順位を上げられなかった。米国は47歳のベテラン、ケリー・スレーター選手が4番手に演技し、残り5秒で海から上がって砂浜を猛ダッシュ。イベントならではの光景に会場が沸いた。

 試合後、松田詩野選手は「時間内に4人が波に乗らないといけないので、作戦を考えるのが楽しかった」と話した。(高橋健人、室田賢)