2日、国際スポーツクライミング連盟(IFSC)はアスリート委員会の新メンバー6名を発表し、日本の藤井快が選出された。

 スポーツクライミングの今後の発展のためアスリートの声を聞き、その意見をまとめ、IFSCと選手との懸け橋となることが期待される同委員会。各種目を代表する形で選ばれるメンバーの任期は4年で、2年ごとに開催されている世界選手権で例年選出されている。

 新メンバーには藤井のほかボルダリングW杯で年間女王に2度輝くなど多くの実績を持つショウナ・コクシー(イギリス)らも名を連ね、2015年からボルダリングを代表するメンバーの一人として活動の一翼を担ってきた野口啓代はこのたび任期終了となった。

 以前より委員長を務めているカナダのショーン・マッコールはコメントを発表。「私たちは今、スポーツクライミングという競技がこれまでにない成長、変革の極めて重要な局面の真っただ中にいる。そんな中、アスリートの声は必要不可欠なもの。アスリート委員会に参加するメンバーはスポーツクライミングが初めて参加するTokyo 2020を通じてこの競技をけん引していくために活動し、アスリートがこのスポーツの中心であることを確かなものにしていくだろう」とし、新メンバーへの期待を寄せた。

 藤井はすでに国内の競技統括団体である日本山岳・スポーツクライミング協会でアスリート委員会副委員長を務めているが、今後は活動の場を世界にも拡げていくことになりそうだ。

【IFSCアスリート委員会 メンバー一覧】
ショーン・マッコール(CAN)/委員長
アンナ・ツィガノヴァ(RUS)/S
ドミトリー・チモフェーエフ(RUS)/S
イエブゲニヤ・カズベコワ(UKR)/L・B *新任
グレゴール・ヴェゾニック(SLO)/L・B *新任
ヤコブ・シューベルト(AUS)/L・B
ヨルグ・バーホーベン(NED)/B
藤井 快/B *新任
キーラ・コンディー(USA)/B *新任
ショウナ・コクシー(GBR)/L・B・S *新任
スタニスラフ・ココリン(RUS)/S *新任

※順不同
※左から氏名、国籍、担当種目
※種目はL=リード、B=ボルダリング、S=スピード

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編集部 /

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窪田亮