中国で開催されたW杯に出場したバスケットボール男子の日本代表が10日、羽田空港に帰国した。0勝5敗で32チーム中31位という結果に、渡辺雄太(24)=グリズリーズ=は、「仕事を全うできなかった。これが自分の、日本の現状」と、悔しさを語った。

 9日の順位決定リーグ最終戦のモンテネグロ戦(65●80)で、日本の放った3点シュートは16本全て失敗。渡辺は一番の課題に長年のフィジカル面に加え、「3点シュート」の強化を掲げた。「他のチームと比べて確率も低かったし、打つ回数も少なかった」。フリオ・ラマス監督も、「W杯で戦えるレベルに達していない。11か月で慣れていかないと」と、東京五輪を見据えた。

 10月のNBA開幕に向け、既にチームを離れたウィザーズの八村塁(21)ら各選手は、チームで準備とリーグ戦に専念し、20年の年明けから五輪に向けて再始動する予定だ。渡辺は東京五輪へ向け、「W杯でも上位のチームが来る大会。この悔しさを絶対に忘れずに、成長した姿を見せられるように」と、雪辱を誓った。(宮下 京香)