◆DeNA2―4巨人(10日・横浜)

 1球を悔いた。今永にとっては防げた一発だった。1点リードの6回2死。フルカウントから決めにいったカットボールがわずかに外れ丸を歩かせた。その直後の初球。チェンジアップを岡本に左中間席へ運ばれ逆転2ランを被弾。「四球の最後の球から切り替えられなかった。ボールにしないといけなかった」と悔しさを押し殺した。

 前回登板から中8日。ラミレス監督から4差だった首位・巨人初戦を託された。2回1死、大城に右前打を許してから岡本の一発までは無安打。7回、左背中に異変を訴え治療を受けたが、ダッシュでマウンドへ戻った。その後、田口をこの日10個目の三振に斬り、7回2安打2失点。好投したが、ついたのは6敗目と巨人のマジックだった。

 4度目の5連敗で自力Vが消滅。3位・広島とはゲーム差はなくなった。ラミレス監督は「連敗の後には連勝がくる。まずスイングすること。振らないと打てない」と奮起を促した。11日から左手薬指を骨折していた伊藤光を昇格させる。また、早ければ12日にも先月、左有鈎骨(ゆうこうこつ)摘出手術を行った宮崎を復帰させ立ち向かう。