10日、カタールW杯アジア二次予選初戦のミャンマー戦がアウェイで行われ、日本代表は中島翔哉の先制ゴールを皮切りに、南野拓実が追加点を決めて2対0で勝利。難しい初戦を勝利で終え、白星スタートを切った。

5日のキリンチャレンジカップと同じメンバーで臨んだ日本。スタメンはGK権田修一、最終ラインは右から酒井宏樹、冨安健洋、吉田麻也、長友佑都。ダブルボランチに柴崎岳と橋本拳人。トップ下に南野拓実、右に堂安律、左に中島翔哉。ワントップに大迫勇也が入る、4-2-3-1でスタートした。

激しい雨が降り注ぐ、劣悪なピッチコンディションの中、日本が開始からボールを支配する。自陣に引いて守るミャンマーを相手に、サイドにパスを散らして攻撃を組み立てて行く。そして前半16分、中島が左サイドでボールを受けると、中央へドリブルでカットイン。得意の左サイドから右足を振り抜き、ゴールに流し込んだ。

前半26分には堂安のチャンスメイクから、南野がDFラインの裏に飛び出してヘディングシュート。ゴール左に突き刺し、2点にリードを広げる。直後にも吉田が鮮やかなボレーシュートを放つが、GKのファインセーブに遭い、3点目はならなかった。

後半に入っても、日本が一方的に攻め立てる。大迫、南野、堂安、中島のアタッカーに加え、ボランチの橋本が攻撃参加。中盤では柴崎がルーズボールを奪い、両サイドの長友、酒井が攻め上がり、厚みのある攻撃を繰り広げる。

後半19分には大迫が頭で折り返したボールを、柴崎がボレーシュートで狙うが、クロスバーを直撃するなど、3点目が遠い。後半21分には堂安に替えて、伊東純也を投入。後半26分には伊東が最終ラインの裏に抜け出し、GKと1対1を迎えるが、シュートはGKにブロックされてしまう。

後半31分には、南野に替えて鈴木武蔵を投入。2トップに変更し、攻撃に変化をつけようと試みる。そして後半36分、W杯予選最年少出場記録(18歳98日)となる、久保建英が中島に替わってピッチに入った。

後半41分には酒井と久保のパス交換から、柴崎がゴール正面で狙いすましたシュートを打つが、これもGKにストップされてしまう。結局、後半は無得点に終わった日本。勝ち点3を手にしたが、5日のパラグアイ戦と同じく、リードした後に失速する展開となってしまった。

試合後、森保一監督は「難しい初戦を無失点で勝てたことは良かった。追加点を奪ってゲームを終わらせることもできたと思うので、次への課題。W杯への道は厳しく、険しいと思うが、ベストを尽くして最善の準備をして戦いたい」と総括した。

先制ゴールの中島は「シュートは意識して練習していたので、先制点を取れてよかった。ミャンマーもすごく頑張っていて、2点しか取れなかった事実はあるが、これも実力。それを認めて、自分がどのレベルのプレーをしているかを受け入れて成長したい」と前を向いた。

2点目をあげた南野は「(先制点は)スペースで受けるのは狙っていた。タイミング良くクロスが来て、ゴールに繋げられて良かった。勝利に貢献できたことは満足。初戦を勝利で終えられたことは良かった」と試合を振り返った。

日本代表の次戦は10月10日。W杯アジア二次予選のモンゴル戦を、ホームの埼玉スタジアムで行う。