<社会人野球・日本選手権:ヤマハ5-4東海理化>◇東海地区代表決定戦2回戦◇10日◇岡崎市民球場

社会人野球日本選手権の東海地区予選は10日、愛知県の岡崎市民球場で行われ、今秋ドラフト上位候補の最速152キロ右腕、立野和明投手(21=中部大第一)の東海理化は代表決定戦2回戦でヤマハに4-5でサヨナラ負けした。

先発した立野は制球に苦しみ、4回2/3を投げ8安打4失点で降板。毎回走者を背負い「変化球の精度が上がらず、直球主体でかわしていこうと思った」ものの、その直球が相手打線の餌食になった。4回2死走者なしから3連打で先制点を許し、なおも一、二塁から相手9番に直球を捉えられ右越え3ランを浴びた。「相手の方が上だった」と力負けを認めた。

ネット裏には12球団30人のスカウトが集結。精彩を欠いたものの「評価は変わらない」と口をそろえた。高卒3年目でドラフトが解禁となる立野は「プロに行きたい気持ちはある。結果が出ていないので見つめ直したい」と強い向上心を忘れなかった。

<主なスカウト陣のコメント>

▽巨人青木スカウト 素材型の投手としてまだ伸びる要素がある。素材がいいことは間違いない。

▽中日中田アマスカウト・アドバイザー (状態が)悪いといっても146キロくらい出ている。これだけの球も投げられるし。(上位候補に)なるでしょうね。

▽ヤクルト橿渕スカウトグループデスク 上位候補には変わらない。まだ21歳、潜在能力があるのは間違いない。チームのエースになれる資質があるとは思います。

▽ロッテ永野チーフスカウト 投手の上位候補ではある。フォームやスタミナの課題をクリアできれば、ポテンシャルも高いしもっと良くなる。上の世界でも通用する力はある。

▽オリックス福良GM兼編成部長 コントロールに苦しんでいる感じはするけど良いボール。力があるね。(上位候補に)なるんじゃないですかね。