「DeNA-巨人」(10日、横浜スタジアム)

 引き分け以上で優勝マジックが再点灯する巨人はライアン・クック投手が来日初先発。正念場の3連戦初戦に今季守護神として加入した右腕を送り込んだが、四回0/3を1失点でマウンドを降りた。

 初回、二回とそれぞれ1四球を出したが、無安打で無難な立ち上がりを見せたクック。しかし二巡目を迎えた三回に先制点を奪われる。この回も2死までは問題なかったが、3番・ロペスにカウント1-2からの150キロの直球を捉えられ、左中間スタンドへの28号ソロを浴びた。

 迎えた四回。先頭の戸柱に中前打を打たれると、続く大和にこの試合3つ目となる四球。ここで巨人ベンチが動いた。

 宮本投手総合コーチがマウンドに向かうと、クックの尻を軽くたたいてねぎらった。クックは自分の投球が納得いくものではなかったのか、首をひねりながらベンチに引き揚げた。

 結局2番手の高木がピンチを無失点で切り抜け、試合は依然として1点差。早い投手交代を正しい選択とするためには打線の奮起が必要となっている。