◆ソフトバンク6―11ロッテ(9日・福岡ヤフオクドーム)

 試合のなかった2位・西武に0・5ゲーム差に迫られた。7連戦の最終戦を「ブルペンデー」と位置付けた工藤監督は次々と投手をつぎ込んだが、今季ワーストタイの10与四球で11失点。与四球は両リーグ最悪の493個で「打たれることはいいが、四球が半分以上、点に絡んでいる」と視線を落とした。

 1点ビハインドの3回。阪神時代の17年以来、プロ2度目の先発に送った松田遼が先頭・平沢に四球を与えると、続く岡に右翼テラス席へ2ランを運ばれた。1死一塁からマウンドに上がった椎野も、2死から角中に四球後、マーティン、田村に連続適時打を許した。4番手・奥村、5番手・杉山のルーキーコンビも四球絡みで失点。“負の連鎖”を止めることができず、天敵・ロッテに本拠地でも6勝7敗と負け越した。

 移動日を挟んで11日からは敵地で直接対決2連戦。初戦に勝てばマジック12が点灯する。「とにかく1試合1試合、集中してやるだけ」と指揮官。いよいよ迎えた天王山で獅子を粉砕する。(戸田 和彦)