「関西学生野球、関大5-0立命大」(9日、皇子山球場)

 3回戦が行われ、関大が今春王者の立命大に勝利して勝ち点を挙げた。関大は先発した左腕の高野脩汰投手(3年・出雲商)が9回4安打無失点の完封勝利。1回戦での完投勝利に続き、プロ注目の立命大・坂本裕哉投手(4年・福岡大大濠)に2戦連続で投げ勝った。17年秋以来4季ぶりの優勝に向け、好スタートを切った。

 今春王者を相手に投打にわたる活躍だ。高野が122球の熱投で立命大打線を封じ、バットでは二回2死一、三塁から先制の左前適時打。「(7日の)1戦目より調子が良かったので。真っすぐでもスライダーでもどちらでも攻めていけました。(先制打は)たまたまです」と充実した表情で振り返った。

 投げ合った立命大・坂本とは親交もあり、スライダーの握りを聞かれたこともあるという。「いい先輩です。『体のケアしとけよ』と言ってもらったり」。プロ注目左腕との投げ合いを2戦連続で制したことはチームとしても大きい。

 前回優勝した17年秋はまだベンチ入りしていなかった。「どこが優勝してもおかしくないと思っているので」。最速147キロ左腕は伸びしろも十分で、さらなる飛躍に期待が集まる。