9月9日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天とオリックスの22回戦は、6対4で楽天が勝利。浅村栄斗選手が2安打3打点の活躍で、勝率5割に復帰し、9回表に登板した松井投手は自己最多の34セーブをマークした。

 先制したのは楽天だった。1回裏、先頭・島内宏明選手の三塁打でいきなり無死3塁の好機を迎えると、続く渡邊佳明選手の内野ゴロの間に走者が生還し、オリックス先発のK-鈴木投手から1点を先行する。

 だがオリックス打線もすぐに反撃。続く2回表に中川圭太選手の2号ソロ、山足達也選手の1号ソロで2対1と逆転に成功。2回裏に浅村栄斗選手の29号ソロで同点とされたが、3回表には吉田正尚選手に「カーブにうまく反応できましたし、しっかり捉えることができました」という勝ち越しの26号2ランが生まれ、4対2と試合を優位に運ぶ。

 逆転したい楽天は4回裏にブラッシュ選手の適時打で1点差に迫ると、4回から7回までは先発の岸孝之投手が無失点の投球で打線の奮起を待つ。すると7回裏、2死1,3塁のチャンスで代打・フェルナンド選手が適時打を放ち、試合は4対4の振り出しに。

 勢いに乗る楽天打線は8回裏、浅村選手の2点適時打で勝ち越しに成功すると、最終回は守護神の松井裕樹投手が締め、6対4で試合終了。見事逆転勝利を挙げた。

 勝利した楽天は、8回表に登板した森原康平投手が2死満塁のピンチを背負いながらも三振で切り抜け、今季3勝目をマーク。敗戦投手となった前日の悔しさを晴らした。敗れたオリックスは、終盤にリリーフ陣が捕まり、手痛い逆転負け。今月は未だ勝利なしの8連敗と苦しい状態が続いている。 文・山下虎太郎