今春の選抜大会で優勝した東邦が8日、愛知県高校野球選手権大会の2回戦で中京大中京に0―7で敗れ、来春の選抜大会出場は絶望的となった。森田泰弘監督は「しょうがないですね。みんなうまくなってきたけれどね。序盤に点をやったことで、焦りになってしまった」と語った。

 試合は熱田愛知時計120スタジアム(名古屋市)で開催。強豪同士の一戦を見ようと、観客席はファンらで埋まった。

 東邦と中京大中京は、8月にあった名古屋地区の2次予選に続く対戦。そのときに1―10で敗れていた東邦にとって雪辱戦でもあったが、一回に2点、二回に1点を失うなど序盤から追う展開になった。安打も3本に抑えられ、三塁を踏むことも出来なかった。「一度やって(相手投手の)イメージがあったけれど、新チームとしてとらえきれなかった」と森田監督。「選抜の優勝旗をみんなで返しに行くんだと言っていたけれど、それができなくて残念です」と話した。

 先発マウンドに立ったのは、今春の選抜大会準決勝で本塁打を放った吉納翼君。「チームはいい状態だった。中京という名前を気にせずやろうと言っていたけれど、力みもあった。また全国大会に出られるように、一からやっていきたい」と話した。(上山浩也)