ヤンキースの田中将大投手(30)が、ダル先輩から“お知恵拝借”―。8日(日本時間9日)、敵地でのレッドソックス戦に先発する田中が、登板前日の7日、ブルペンでボールを握ったままのシャドーピッチングを行った。

 2日にダルビッシュが「ビジュアライズ・トレーニング」と題してYouTubeに動画を公開した登板前日シャドーを、早速取り入れた格好だ。捕手を座らせ平地で強めのキャッチボールを行った後、ダル流「ビジュアライズ・トレ」を敢行。軌道を確認し、対戦打者をイメージ、打撃スイングする姿もみられた。

 「ダルさんがやっているみたいだし、ちょっと一回取り入れて、やってみようと。今までもイメージトレはしていたけど、また違った形で、よりしっかりしたイメージを自分に落とし込むことができるのがいい」と、好感触を得た。

 今季のレッドソックス戦2試合は防御率40点台と打ち込まれた。前回対戦(3回1/3、12失点)を機に、スプリットの握りやセットポジションのグラブ位置を大胆に修正。最近5試合中4試合でクオリティースタートと安定している。今回、相手打線を沈黙させれば、新スプリットの真価を証明できる。

 「前の2試合はスプリットが死んでいた。状況はその時と大きく違う。やり返したい気持ちが無い訳は勿論ない。前の2試合と違って、いい球が投げられると思う」と、力強く語った。

(ボストン=一村 順子通信員)