【ソウル=宮脇央介】稲葉ジャパンが宿敵・韓国の情報入手ルートを開拓した。侍ジャパンは7日、ソウル市内で非公式のスタッフ会議を実施。11月のプレミア12、20年東京五輪に向けて、首脳陣の人脈を駆使し、滞在6日目で情報網を完成させた。

 稲葉監督は前日6日、96年ハワイウィンターリーグでチームメートだったロッテの孔弼聖(コン・ピルソン)監督代行と再会。連絡先を交換し、代表候補選手の情報を入手した。サムスンの落合投手コーチには韓国の捕手事情をリサーチし、「NCとSKの捕手が代表に入るだろう」と助言を受けた。井端内野守備走塁コーチはこの日までに、元中日のLG・李炳圭打撃コーチ、芹沢バッテリーコーチと接触。韓国滞在中に首脳陣全体で複数の情報ルート開拓に成功した。

 「日本語と韓国語もアプリですぐに変換できるから全く問題ない」と継続的な情報収集に自信を見せた稲葉監督。この日は視察予定だったLG・斗山戦(蚕室)が中止となったが、宿敵対策のホットライン構築は韓国視察の大きな収穫となりそうだ。