◆バスケットボール男子 W杯第8日 ▽順位決定リーグ ニュージーランド111―81日本(7日、中国・東莞)

 【東莞(とうかん・中国)7日=小林玲花】世界ランク48位の日本は、順位決定リーグで同38位のニュージーランドに81―111で敗れ、W杯初の開幕4連敗。111失点はW杯30試合目で最多だった。NBAウィザーズの八村塁(21)が膝の不調と体調不良、ポイントガードの篠山竜青(31)=川崎=が左足親指の骨折で欠場。主力2人を欠き見せ場なく完敗した。9日は最終戦で同28位のモンテネグロと対戦する。

 W杯アジア予選で8連勝し、強化試合でも格上の強豪国を破ってきた日本の姿はなかった。第1クオーターこそ29―29と食らいつくも、相手に18本もの3点シュートを許し、リバウンド44本、アシスト27本と全てで上回られた。渡辺雄太は「日本代表の恥。絶対にやってはいけない試合をしてしまった」と落胆の表情を浮かべた。

 1次リーグが行われた上海から東莞へ移動した6日、八村と篠山の欠場が急きょ決定。八村からは「大変申し訳ない。日本一丸になって頑張りましょう」とエールを受け取った。試合前日のミーティングでは「迷わず前へ。勇気を持ってプレーしよう」と全員で心を一つにした。八村不在の中でゴール下を担うファジーカスは最多の31得点と奮闘したが、一度崩れたチームを立て直す時間は短すぎた。13年ぶりのW杯は残り1試合。フリオ・ラマス監督は「試合は待ってくれない。戦わないといけない」。渡辺も「このままでは帰れない」と意地の1勝を誓った。

 ◆順位決定リーグ 32チームが8組に分かれて行われた1次リーグ(L)の各組下位2チームが、M~Pの4組に分かれて戦う。日本は1次L同組で3位だったトルコとF組から落ちたニュージーランドとモンテネグロとO組に所属。1次Lの成績を持ち越すためトルコとは戦わない。O組の中で〈1〉勝ち点〈2〉得失点差〈3〉総得点で順位を決定。