新シーズンに臨むスピードスケートの小平奈緒選手(33)=相沢病院=に、自動車メーカーのマツダから力強い支援が加わった。同社の小飼雅道会長が小平選手と同じ長野県茅野市出身という縁で、北京冬季五輪が開催される2022年までの3年間、遠征先などでの移動用として同社の車が提供される。

 長野市内で6日、7人乗りSUV(多目的スポーツ車)「CX―8」の納車式があった。小平選手は「マツダの車と今季から一緒に戦えることが楽しみ。これほど心強いサポートはない」と話した。車の色は赤。「マツダを象徴する色。スポーティーなイメージが(自分に)しっくりくる」と小平選手自らが選んだという。

 オフシーズンは主に県内で体づくりに力を入れるなど、「(地元で)落ち着いて良い環境でトレーニングできた」という。今季の目標について、「選手としてやれる期間は突然終わるかもしれない。(目の前の)一瞬一瞬を丁寧にやりとげることが北京やその後につながる、というイメージを持つことが限界を引き上げてくれると思う」と語った。

 また、平昌冬季五輪で金メダルを争い、リンク外でも親交が深い元韓国代表の李相花(イサンファ)さんが先月、結婚を発表したことについて、「引退して新しい生活がスタートできたんだなと、すごくおめでたいです」と祝福した。(大野択生)