日本学生選手権第2日は7日、東京辰巳国際水泳場で競泳男子100メートルバタフライ決勝があり、日大1年の石川慎之助が今夏の世界選手権銅メダルに相当する51秒11の好記録で優勝した。石川は今夏のユニバーシアードの同種目でも優勝している。

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 男子100メートルバタフライを制した石川は、「ここまでタイムが出るとは思わなかった」と驚きを隠さなかった。日大水泳部では、白血病と闘う池江璃花子の同期。池江を教えていた三木二郎コーチに6月から指導を受ける。池江がこなしていたようなハードな練習を課され、「高い強度で泳ぎ続けられるようになった」。日本歴代2位の記録を残し、「狙える位置には来た」と東京五輪出場を見据えた。

 池江とは世界ジュニア選手権の選手団で一緒になるなど以前から親交がある。この日は一時退院中の池江が応援席から声援を送る中でのレースだった。石川は「『がんばれ』と声をかけてくれた。元気な姿を見ることができて、力をもらった」。レース後には、駆けつけた池江と一緒の写真に納まった。