5日、『キリンチャレンジカップ2019』日本代表対パラグアイ代表戦が行われ、日本は大迫勇也、南野拓実の2ゴールで快勝。後半から出場した久保建英もチャンスを作るなど上々の内容で、5日後に行われるW杯二次予選に弾みをつけた。

FIFAランキング33位の日本と39位のパラグアイの一戦。スタメンはGK権田修一、最終ラインは右から酒井宏樹、冨安健洋、吉田麻也、長友佑都。ダブルボランチに柴崎岳と橋本拳人。トップ下に南野拓実、右に堂安律、左に中島翔哉。ワントップに大迫勇也が入る、4-2-3-1でスタートした。

立ち上がりから日本が攻勢に出る。トップ下の中島、両サイドの南野、堂安が縦横無尽に動き回り、パラグアイゴールに迫る。前半15分には大迫の浮き球パスを南野が胸で抑え、左足でシュートを打つ。前半17分には、酒井のグラウンダーのパスを堂安がスルーし、大迫がシュートを打つが、GKの正面を突いた。

そして前半23分、日本に歓喜の瞬間が訪れる。左サイドから長友がグラウンダーのクロスを送り、そこに走り込んだ大迫が左足で合わせ、ニアサイドに流し込んだ。直後の25分にも中島、南野、大迫が絡み、堂安がGKと1対1の場面でシュート打つが、惜しくもブロックされた。

前半30分、日本が追加点をあげる。中島が右サイドにパスを送り、オーバーラップした酒井が中央へ折り返す。ファーサイドに走り込んだ南野が右足ダイレクトで合わせて、ゴールイン。2点目を奪い、パラグアイを突き放した。

後半開始から中島、堂安、酒井に替えて久保建英、原口元気、植田直通を投入。久保が右、原口は左に入り、冨安が右サイドバック、植田がセンターバックに入った。後半5分には、久保が自ら倒されて得たFKを直接狙うが、ゴールの枠を外れた。後半18分にも久保が左サイドからライナー系のボールでFKを蹴るが、GKの正面を突いた。

後半22分には大迫と長友に替えて、永井謙佑と安西幸輝を投入。直後の後半24分には柴崎のスルーパスを受けた久保がゴール前に進入し、左足を振り抜くが、シュートはクロスバーを直撃。再三チャンスを迎えるが、ゴールはおあずけとなった

後半31分には柴崎に替えて、板倉滉が入る。選手が大きく変わった後半は一進一退の展開が続くが、日本はGK権田を中心にゴールを死守。パラグアイに得点を許すことなく、2対0で試合終了のホイッスルを聞いた。

試合後、森保一監督は「無失点に抑えることができて、多くの選手が変わりながらも、チームとしてイメージを持てた戦いができた。2対0からもう1点奪って安定したゲームができればよかった。それは次の課題」と話し、5日後のW杯予選に向けては「勝利できるように、今日の試合を活かしながら最善の準備をして臨みたい」と決意を語った。

2点目を決めた南野は「結果を出せてよかった。チャンスを作る場面が多かったが、最後の質は向上する必要がある。今後に向けてしっかりやっていきたい」と気を引き締めた。

途中出場で積極的なプレーを見せ、惜しいシュートを放った久保は「他に選択肢がある中でシュートを狙っているので、決めなければいけない。最後のキツイ時間帯でミスをしてピンチを招いた」と反省の弁を口にし、W杯予選に向けては「初めてなので、チャンスがあれば楽しみたい」と話した。

日本代表の次戦はいよいよW杯二次予選初戦。ミャンマーとの試合は10日(火)21時より、日本テレビ系列で生中継される。