バスケットボール男子のワールドカップ(W杯)で、日本代表は5日、中国・上海で米国代表に挑戦する。日本はすでに1次リーグ敗退が決まっているとはいえ、世界最強チームと対戦できるのは貴重な機会。選手たちは心待ちにしている。

 「米国とはU17の時に戦った。思い入れのある試合だったので、今回戦えるのは楽しみ」と語ったのは八村塁だ。2014年にあった17歳以下(U17)世界選手権で、八村がメンバーにいた日本は米国と対戦。38―122と大敗する中、八村は25得点と気を吐いた。

 この活躍が米国のスカウトの目にとまり、ゴンザガ大に進学した。「日本人として米国人にどれだけ対抗できるかがわかる」と心待ちにしている。

 NBA入りを目指す馬場雄大にとって、NBAの監督やスカウトが目を光らせる米国戦はアピールの場となる。トルコ戦とチェコ戦は思い通りのプレーが出せなかった。「大会の独特な雰囲気にのまれた」と馬場は言う。

 7月には初めて、若手の登竜門と言われるNBAサマーリーグに参加し、米国のスタイルを経験した。「本当にわくわくする気持ちはあるけれど、冷静に状況判断して、いつも通りのプレーをしたい」と意気込んだ。(上海=河野正樹)