夏の恒例行事の日程を、来年だけ変える例が出てきている。来年7~9月に東京五輪・パラリンピックがあり、警備人員や資材の確保が難しくなるなどの理由だ。ただ、毎年同じ時期に続けてきた行事もあり、対応に悩む主催者もいる。

 「安全性の確保を最優先に考えました」と話すのは、毎年8月上旬の金曜~日曜に催す「新潟まつり」(新潟市)の担当者。同9~11日だった今年の日程から2週間近く遅らせ、来年は同21~23日とする予定。

 来夏は五輪が7月24日~8月9日、パラリンピックが同25日~9月6日の日程である。新潟まつりは今年、3日間で延べ91万人が訪れ、毎年約1200人が警備に当たる。五輪やパラリンピックと重なれば、警備人員の確保や集客が難しくなると考え、新潟市などでつくる実行委員会は日程変更を決めた。「周知のため、できる限り早めに広報したい」と担当者は話す。