来夏の東京五輪・パラリンピックの応援企画として宇宙に打ち上げられる「ガンプラ」が4日、静岡市葵区のバンダイホビーセンターで報道陣に公開された。

 東大や宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発する人工衛星「G―SATELLITE」で宇宙に行くのは、人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するガンダムとシャア専用ザクの模型。高さ約9センチで一見するとただのプラモデルのように見えるが、宇宙の高低温や放射線に耐えられるよう「ハイテンプ」や「ピーク材」といった特殊な樹脂を用い、バンダイスピリッツが開発した。

 市販のガンプラ「RG(リアルグレード)」シリーズのプロポーションを元に3Dプリンターを使って成形。苦労したのはカラーリングだ。通常の塗装だと宇宙空間の紫外線や原子状酸素(AO)で色あせてしまうため、東大やJAXAで開発された宇宙専用のコーティング材をアクリル塗料の上に塗った。