「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)大会8日目、女子シングルス4回戦で、第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)を7-5、6-4で破り、準々決勝に進出した第13シードのベリンダ・ベンチ…
「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月26日~男子9月8日・女子7日/ハードコート)大会8日目、女子シングルス4回戦で、第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)を7-5、6-4で破り、準々決勝に進出した第13シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)。そのベンチッチが試合後のオンコートインタビューに答えた。
ベンチッチは試合を振り返って「今日の試合は素晴らしかったです。試合前にはワクワクしていました」と語ると「相手はとても素晴らしい選手で、しかも昨年のチャンピオンです。彼女を相手にとても良いプレーができたと思います」と続けた。
ベンチッチはこの試合、世界1位の大坂を相手に主導権を握り、パッシングショットや、カウンターショットなど、コントロールの良い攻撃を見せていた。
大坂への対策については「サーブがとても素晴らしいので、まずはそれをはやく捉えて、しっかりとリターンして粘ることを意識していました」と語っている。
実際、大坂のセカンドサーブに対しては、積極的かつ正確に叩く場面も目立った。
また、インタビュアーから「大坂はどんな人なの?」と尋ねられたベンチッチは「あの3回戦、ココ・ガウフ(アメリカ)との試合を終えた後のリアクションや行動はチャンピオンとしてふさわしいものだと思います」と、3回戦を終えた後に、大坂とガウフが共にオンコートインタビューに答えたことを賞賛した。
勝利したベンチッチは第23シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)と準々決勝で対戦する。ベキッチは第26シードのユリア・ゲルゲス(ドイツ)を破っての勝ち上がり。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全米オープン」でのベンチッチ(右)と大坂なおみ(左)
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)