現地時間27日、イタリア・アルコにて開催中のIFSC世界ユース選手権2019でユースA男女、ジュニア女子のスピード決勝が行われ、日本勢から唯一進出していた竹田創がユースA男子で8位入賞を果たした。

 17歳の若武者が、日本の苦手種目で健闘をみせた。前日の予選で6.682秒をマークし、上位16名による決勝に8位で進出していた竹田は、決勝1回戦で9位通過のフランス人選手と対戦。竹田は勢いよくスタートを切ると、そのままノーミスで相手より先にゴールタッチ。タイムは6.441秒で、自身の持つ18歳以下のユースA日本記録を更新した。

 次なる相手は6.155秒で予選1位のジョーダン・フィッシュマン(アメリカ)。持ちタイムで劣る竹田だったが、フィッシュマンが出だしで足を滑らせたためリードを保ち終盤に突入する。しかし追い上げをみせる昨年大会銀メダリストに対し、今度は竹田がスリップ。一度は持ち直したがさらに足を踏み外して落下となり、ベスト4進出はならず。それでも8位入賞でこの種目を終えた。

ユースA男子で8位入賞を果たした竹田創。写真は「au SPEED STARS 2019」より(撮影:窪田亮)

 竹田は今年5月に開かれたスピード種目国際公式大会「au SPEED STARS 2019」(東京・昭島)で海外の強豪相手に準優勝し、高いポテンシャルを示していた若手有望株。今大会での表彰台は果たせなかったものの、今後のさらなる活躍に期待を持たせる結果となった。

 なお、ユースA女子では工藤花の33位、ジュニア女子では中村真緒の18位が最高で、いずれも日本勢の決勝進出はならなかった。

<リザルト>

【ユースA男子】
1位:ヤロスラフ・パシュコヴァ(RUS)/6.456秒
2位:ジョーダン・フィッシュマン(USA)/fall
3位:ジュン・ヨンジュン(KOR)/7.268秒
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8位:竹田 創/fall(決勝進出)
27位:百合草 碧皇/7.616秒

【ユースA女子】
1位:エマ・ハント(USA)/8.175秒
2位:キアラ・ペリケーン・ハート(USA)/8.684秒
3位:アンナ・カランカ(ITA)/8.346秒
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33位:工藤 花/12.376秒
35位:平野 夏海/12.850秒

【ジュニア女子】
1位:エレナ・レミゾワ(RUS)/8.044秒
2位:アレジャンドラ・コントレラス(CHI)/8.576秒
3位:アレクサンドラ・カルッカ(POL)/9.061秒
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18位:中村 真緒/11.320秒
19位:黒岡 水夢/11.390秒
25位:樋口 結花/12.474秒

※左から氏名、所属国、記録
※1・2位はビッグファイナル(1位決定戦)、3位はスモールファイナル(3位決定戦)の記録

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