東京五輪・パラリンピックの国際親善プログラムとして、東京都珠算教育団体連合会は「世界そろばんフェスティバル」を足立区の東京武道館で21日に開いた。

 そろばんを通じて国際交流することが目的で、小中学生を中心とした4歳~80歳、約700人の参加者のうち46人は南アフリカ、インドネシア、スリランカなど九つの国と地域の小中学生ら。開始の合図で「パチパチ」と一斉にそろばんをはじき、5種類の計算問題を解いていった。東京五輪が開催する年に合わせ、制限時間は20分20秒に設定された。

 問題解答後は参加国の学生らが自国の伝統的な踊りや歌を披露し、最後は参加者全員で輪になって「東京五輪音頭―2020―」を踊った。

 同会幹事で大会本部長の野口邦明さん(73)は「そろばんは約80カ国で使われている。お互いに学び合って、世界中の人と親睦を深めてほしい」。インドネシアから参加したそろばん歴4年のアズーラ・アウリヤさん(10)は「初めて日本に来た。少し緊張したけど、他の国の人と話せて、とても楽しかった」と話した。(藤原伸雄)