高知県いの町波川の仁淀川で25日、石を川面に投げて跳ねさせる「水切り」の腕を競う国際大会が開かれた。選手たちは各地で集めた石を使ったり、思い思いのフォームで投げたりと工夫を凝らして挑んだ。

 NPO法人「仁淀川お宝探偵団」の主催で16回目。トーナメント形式で、波紋の美しさや飛距離、跳ねた回数の総合評価で順位を競う。男性、女性、子供の各部門と、性別や年齢を問わず腕に自信のある猛者向けのチャンピオンシップ部門に計約150人が参加した。

 チャンピオンシップ部門を2年連続で制した埼玉県朝霞市の会社員橋本桂佑さん(27)は「決勝の相手には北海道の大会で負けていたので、リベンジを果たせてよかった」とにっこり。

 普段は地元の荒川で練習をしているといい、えりすぐりの石30個を持参し、前日の24日から会場周辺でも約200個を調達した。しかしこの日は波が静かで各選手が実力を出しやすい環境だったため、2年間保管していたとっておきの石で決勝に臨んだという。「しっかり投げきりました」と激戦を振り返った。(菅沢百恵)