大分県中津市耶馬渓町の市営水上スキー場「耶馬渓アクアパーク」で23日、日韓両国の選手が出場する水上スキーとウェークボードの親善大会が始まった。両国の対立で自治体の交流や観光に影響が出ている中、地元の競技関係者らが長年かけて築き上げた信頼関係が今年も大会を実現させた。

 22日夕、15人の韓国選手団がアクアパークに着くと、選手や市職員ら約50人が両国の国旗を振って出迎えた。2年前にも参加し、スラローム競技でアクアパークのコース記録を持つ大学2年の張太豪(チャンテホ)さん(20)は「大好きな日本や日本の水上スキーヤーに会うために来た。政治のことは全然考えていない」と話した。

 大会は合併前の耶馬渓町だった2001年に始まった。09年からは中国も加わり、3カ国が毎年持ち回りで開いているが、今年は中国が競技連盟の都合で不参加となった。