1998年から4年間、サッカー日本代表監督を務め、現在はベトナムに住むフィリップ・トルシエ氏(64)が、29、30両日に奈良県で開かれるサッカー大会にベトナムのチームの指導者として参加する。22日にハノイの日本大使館で開かれた壮行会では日本代表を指揮した当時を振り返り、「日本サッカーの輝かしい活躍の始まりに立ち会ったことを誇りに思っている」と話した。

 トルシエ氏は02年のW杯で日本代表を史上初のベスト16に導くなど、日本のサッカーレベルの向上に貢献した。その後は、FC琉球の総監督や中国のクラブチームの監督を務めた。

 18年8月からは、サッカーが国民的人気のベトナムで、全国から選抜された少年へのサッカー英才教育を目的に企業が運営する「PVFアカデミー」の技術統括ディレクターを務める。今回はPVFの16歳以下の選手が奈良市内である日越国際交流サッカー大会に招かれ、ガンバ大阪や奈良県選抜などと対戦するという。