ヤクルト―DeNA21  8回1失点で6勝目を挙げ、観客の声援に応えるヤクルト・石川=神宮【写真提供:共同通信社】


■石川雅規(東京ヤクルト)
○15–2 vs横浜DeNA(神宮)
投球成績/8回 被安打1 奪三振6 失点1

 東京ヤクルトの石川雅規が14日の横浜DeNA戦で8回1安打1失点の好投で今季6勝目を挙げた。

 ゴロアウトを重ねる度に歓声が大きくなった。今季18試合目の先発登板。初回に先頭打者の桑原将志に四球を与えるも、続く2番・筒香嘉智をショートゴロ併殺打に仕留めて勢いに乗った。1回裏に味方打線から大量7点の援護点をもらった中で、持ち前の投球術を存分に見せつけて2回から7回まで6イニング連続の三者凡退。計11個のゴロアウトを記録するとともに、5回、6回には計4三振を奪いながら、8回1死までノーヒットノーランの快投を続けた。

 「低め低めという意識がいいピッチングになりました。いつか打たれんだろうなと思いながら投げましたけど、なんとかひとりひとりという気持ちがなんとかノーヒットであの回まで行けたと思います。バックの好守備もあったので、助けられました」と石川。次第に期待が高まってきた中、8回1死から伊藤裕季也にカウント2-1からの4球目をレフトスタンドに放り込まれて偉業達成は逃したが、後続をしっかりと抑えて8回をソロ本塁打1本のみでお役御免となった。

 プロ18年目の39歳。プロ1年目の2002年から先発ローテーションを守り続けて、昨季まで通算168勝をマーク。近年はさすがに衰えを感じずにはいられなかったが、今季はこれで7月以降に6試合登板で計4勝と夏場に急上昇した。4年ぶりの2ケタ勝利も不可能ではなくなってきた左腕は、「今日も暑い中、たくさんのご声援どうもありがとうございました。残り試合は少ないですけど一戦一戦、全力でガムシャラに戦うので、また応援よろしくお願いします」とファンに向けて頭を下げた。