14日、大会4日目を迎えたIFSCクライミング世界選手権2019八王子(エスフォルタアリーナ八王子)はリード予選を行い、日本勢は森秋彩、野口啓代、伊藤ふたば、野中生萌、小武芽生の5人が準決勝進出を決めた。

 92名が参加した女子予選で日本勢トップの2位につけたのは、すでにワールドカップで表彰台も経験している15歳の森秋彩。第2ルートの25番手で登場した森はこの課題の初登者となると、続く第1ルートでも2番目に高い高度39+をマーク。両ルートを唯一完登した首位ヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)に次ぐ順位でセミファイナルに進んだ。

予選首位は昨日ボルダリング女王に輝いたヤンヤ・ガンブレット。2種目目の制覇に向けて2ルート完登の好スタートを切った。

 昨日ボルダリング準決勝と決勝を戦い抜いた野口啓代、野中生萌、倉菜々子の3人も登場。野口は危なげのない登りで6位、昨日の競技後に痛みが増したという左肩のテーピングが目立った野中はそれでも22位で準決勝へと駒を進めた。倉は35位で予選敗退となった。

 このほかの日本勢では伊藤ふたばが9位、前回大会で日本女子最高となる4位の成績を残した小武芽生が20位で予選突破を決めている。

 また、今シーズンのワールドカップでガンブレットの対抗馬として台頭している森と同世代のソ・チェヒョン(韓国)、ツァン・ユートン(中国)も順当に勝ち進んだ。決勝行きを懸けた26名による準決勝は、明日の11時からスタートする。

第1ルートを7位、第2ルートを6位でまとめた野口は全体を6位で通過した。

<女子予選>

1位:ヤンヤ・ガンブレット(SLO)/TOP/TOP
2位:森 秋彩/39+/TOP
3位:アナーク・バーホーベン(BEL)/37+/38+
4位:キム・ジャイン(KOR)/36+/36
5位:ソ・チェヒョン(KOR)/34/38
6位:野口 啓代/34+/33+
7位:ミア・クランプル(SLO)/35+/32
8位:ジェシカ・ピルツ(AUT)/37+/31+
9位:伊藤 ふたば/32+/32
10位:モーリー・トンプソン・スミス(GBR)/31+/32
11位:ツァン・ユートン(CHN)/30+/32
12位:ジュリア・シャノーディ(FRA)/31+/31+
12位:ティヤサ・カラン(SLO)/31+/31+
14位:イエブゲニヤ・カズベコワ(UKR)/29+/31+
14位:ブルック・ラバトウ(USA)/29+/31+
16位:ルチカ・ラコベッチ(SLO)/28+/31+
16位:ローラ・ロゴラ(ITA)/28+/31+
18位:ヴィータ・ルーカン(SLO)/28/31+
18位:エラン・レカビ(IRI)/28/31+
20位:小武 芽生/21+/32
21位:ティナ・ヨンセン・ハフソース(NOR)/30+/30
22位:野中 生萌/27+/31+
23位:アレハンドラ・コントレラス(CHI)/26+/31+
23位:ショウナ・コクシー(GBR)/26+/31+
23位:サンドラ・レトナー(AUT)/26+/31+
26位:イヴァ・ヴェモロヴァ(CZE)/28/31

※予選上位26名が準決勝進出
※左から氏名、所属国、第1ルート成績、第2ルート成績

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編集部 /

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