◆第101回全国高校野球選手権大会第8日 ▽2回戦 智弁和歌山7─1明徳義塾(13日・甲子園)

 明徳義塾は相手先発で裏をかかれ、イレギュラーにも泣かされた。1点リードで迎えた7回の守備。1死一、三塁で遊撃へのゴロで併殺と思われたが、大きくバウンドして同点内野安打に。流れが変わり、3本のアーチをかけられた。馬淵史郎監督(63)は「(同点打の)黒川のスイングが速いからイレギュラーしたんでしょうね。智弁の圧力はあったと思う」と唇をかんだ。

 試合前から誤算があった。背番号1の右腕・池田陽佑と予想した先発は、左腕の矢田真那斗。思うように好機を生かせず「左とは思ってなかったわ。前半にもう1点欲しかった」と嘆いた。

 勝てば3回戦の相手は星稜。1992年夏、松井秀喜に5打席連続敬遠した試合と同じ8月16日の対戦予定だった。27年ぶりの因縁カードは実現しなかったが、今大会のチームは1、2年生6人が登録されており、指揮官は「勝負はこれから。見とってください」と出直しを誓った。(筒井 琴美)