鳥取県倉吉市出身で名誉市民の第53代横綱琴桜(先代佐渡ケ嶽親方)を顕彰する「琴桜記念館」(同市魚町)の管理運営が市直営から民間委託に変わった。記念館前に芝を張り、建物正面の曇りガラスを透明に替えて館内の琴桜像の迫力ある姿が外から見えるようにするなど、早速、人を呼び込む工夫が始まっており、魅力的な企画や発信が期待されている。

 委託は6月20日からで、委託先は「NPO法人未来」(同市東仲町)。佐渡ケ嶽部屋を支援する鳥取県桜友会や大相撲の巡業「倉吉場所」の事務局を務めるなど、佐渡ケ嶽部屋や相撲とのつながりが強みだ。

 市商工観光課によると、記念館は白壁土蔵群の一角にある民家を借り上げて改装し、2012年7月に開館。「未来」は初年度の運営を受託していた。館内では打吹山をデザインした化粧まわしや優勝額、当時の番付や映像資料を見ることができ、昨年度までの来館者は12万4173人、昨年度は約1万5千人だった。今年度の委託料は人件費・家賃など450万円。