競泳のワールドカップ(W杯)東京大会最終日は4日、東京辰巳国際水泳場で男子400メートル個人メドレーがあり、先月の世界選手権金メダルの瀬戸大也(ANA)が4分11秒41で優勝した。東京五輪から正式種目となる混合メドレーリレーは日本が3分44秒75で優勝し、五輪の出場枠獲得に前進した。

 女子200メートル個人メドレーは世界選手権代表の大橋悠依(イトマン東進)が2分8秒80で2位。優勝は世界選手権金メダルのカティンカ・ホッスー(ハンガリー)。男子200メートル自由形では、世界選手権銀メダルの松元克央(セントラルスポーツ)が1分47秒95で4位だった。半年ぶりに実戦復帰した萩野公介(ブリヂストン)は1分50秒43の予選19位で決勝に進めなかった。

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 優勝した1週間前の世界選手権より2秒46遅いタイム。それでも男子400メートル個人メドレーを制した瀬戸の表情には充実感が漂っていた。「最低限の結果は出せた。まあ、合格点です」

 1年間取り組んだ前半から積極的に飛ばす姿勢を、この日も貫いた。1泳法目のバタフライは世界選手権を上回るタイム。萩野らライバルが不在のなか、自分との戦いに徹した。

 五輪代表にすでに内定しているが、「この1年が人生で1番のヤマ場になる」と言い聞かせる。約2週間のオフもジムなどで体を動かす予定で、その後、韓国で北京五輪自由形金メダルの朴泰桓と練習して苦手な自由形強化に取り組む。「(萩野)公介も絶対調子を上げてくる。本番は五輪。自分はやるべきことをやりたい」