自転車の全日本選手権個人タイムトライアル・ロードレース男子ジュニアで、飯田風越高校3年の山田拓海さん(17)=同校自転車競技同好会=が、全国の強豪選手を抑えて優勝した。主催の日本自転車競技連盟によると、長野県勢初の快挙。高校から競技を始め「楽しく乗っていて、気づいたらここまで来た」といい、世界と戦う未来を見すえている。

 大会は6月27日、東京五輪の会場になる静岡県の富士スピードウェイで開かれた。1周13キロの特設コースは「起伏が激しくコーナーも技術がいる」(山田さん)。1人ずつスタートするタイムトライアルは、他の選手の背後について風よけにするような駆け引きは禁じられたスピード勝負。18分22秒58でゴールした山田さんは、2位に6秒以上の差をつけた。

 資格をクリアした2001~02年生まれの43人のみが出走できるレース。山田さんのチームメートで3年生の青島冬弥さんも21位に入った。青島さんと幼なじみの山田さんは「彼のおかげで今がある。彼をずっと追いかけてきた」という。