ソフトバンク―日本ハム12  ソフトバンクに勝利し、観客の歓声に応える日本ハム・田中賢=ヤフオクドーム【写真提供:共同通信社】


■田中賢介(北海道日本ハム)
○5−1 vs福岡ソフトバンク(ヤフオクドーム)
打撃成績/左3②、右飛、四球、遊安、遊安

 北海道日本ハムの田中賢介が15日の福岡ソフトバンク戦で3安打2打点の活躍を見せて首位撃破に貢献した。

 オールスター明けの初戦。「6番・DH」で自身6月13日以来のスタメン出場を果たすと、2点を先制した後の1死1、2塁の場面で、相手先発・大竹耕太郎の初球ストレートを捉えてレフトへ。「相手もいいピッチャーですし、少ないチャンスの中で畳みかけたいと思っていた。いい結果を出せてよかった」と田中。レフトが後逸する間に一気に三塁まで到達して2者生還となってベンチも大盛り上がり。38歳となったベテランは「たぶん僕の足が動いてなさ過ぎて笑ってたんだと思います」と笑って見せた。

 スタメン自体が約1ヶ月ぶりだった中で、6月19日以来のヒットを放ち、5月29日以来の打点をマーク。さらに第4、第5打席でも“足を動かして”内野安打2本を放ち、5月3日以来の猛打賞も記録した。この活躍で独走気配の首位チームを見事に撃破。「ソフトバンクは本当に強いですし、後半戦の最初のすごく大事な試合だった。(先発の)堀もしっかり投げてくれて、それに応えられてよかった」と満足気に試合を振り返った。

 今季限りでの現役引退を表明している男にとって、地元・福岡での試合も残りわずか。「高校生までは福岡で育ちましたし、両親の前で結果を出せて嬉しく思います」と背筋を伸ばすと、「この3連戦に3連勝して、波に乗って優勝を目指したい」とファンの前で力強く逆襲を宣言した。