6日、ロープを使いながら高さを競うルートクライミングの国内コンペ「Base Camp Rock Festival 2019」が、平山ユージ氏プロデュースのクライミングジム「Climb Park Base Camp」(埼玉県・入間市)で行われた。

 今大会は、今年から新設された日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)主催の「スポーツクライミングジャパンツアー2019」としても実施された。ジャパンツアーは来年のボルダリング、スピード、リードの各ジャパンカップへの出場選考を目的としたツアー戦で、各大会の順位に応じて与えられたポイントの合計を競う。

 「Base Camp Rock Festival 2019」では最上位カテゴリーである男女のオープンクラスがリード種目のツアー第3戦を兼ね、来年のリードジャパンカップへとつながる白熱した戦いが繰り広げられた。

男子オープンカテゴリーを制した中上太斗。

 男子オープンカテゴリーを制したのは、昨年のリード日本代表・中上太斗。予選を2位で通過すると、決勝では高度30+をマークして同30を記録した2位・島谷尚季をわずかの差で振り切った。

 女子オープンでは高田こころが逆転勝利。予選は通過ライン上の8位となったが、決勝では一転、36+の好記録で他の追随を許さず、昨年アジアユース女王の尊厳を保った。

 大会終了時のジャパンツアーランキングでは、男子優勝の中上が総合1位の村下善乙に10ポイント差まで迫る2位にランクアップ。女子はこれがジャパンツアー初出場となった高田が優勝による100ポイントで5位につけている。総合首位は200ポイントの柿崎未羽。

 ジャパンツアーのリード種目は全5戦を行い、出場大会の中でポイントの高い2大会を総合ポイントに加算。既に来年のジャパンカップへの優先出場権を持つ選手はポイントの対象外とし、最終的に男子上位40名、女子上位30名が出場資格を得る。最終第5戦は、10月26日にPUMP大阪店で行われる。

<男子オープン決勝>



1位:中上 太斗(福井県山岳連盟)/30+
2位:島谷 尚季(千葉県山岳連盟)/30
3位:亀山 凌平(岐阜県山岳連盟)/29+
4位:樋口 純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)/26+ ※予選4位
5位:大高 伽弥(Base Camp)/26+ ※予選5位
6位:村井 隆一(千葉県山岳連盟)/23+
7位:今泉 結太(茨城県山岳連盟)/22 ※予選7位
8位:井上 祐二(福井県山岳連盟)/22 ※予選8位

<女子オープン決勝>



1位:高田 こころ(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)/36+
2位:美谷島 ももか(東京都山岳連盟)/33
3位:大塚 優希(神奈川県山岳連盟)/31
4位:野部 七海(埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)/30+
5位:黒岡 水夢(大阪府山岳連盟)/29
6位:高尾 知那(愛知県山岳連盟)/28+
7位:林 あいり(福島県山岳連盟)/25+
8位:加島 智子(埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)/14+

※左から氏名、所属、決勝成績

CREDITS

編集部 /

写真

Base Camp Rock Festival 2019 / Hiroaki Yamamoto