今年で50回目を迎えた「東和ロードレース大会」が7日、福島県二本松市の旧東和町であり、4千数百人が起伏の激しい難コースに挑んだ。大会の名物はスタート約1キロ過ぎから始まる長さ約500メートルの「心臓破りの地獄坂」。雨で煙る中、高低差約60メートルの坂道を先頭集団のランナーたちは快調に駆け上がった。

 今年はゲストランナーとして、箱根駅伝の歴代「山の神」の今井正人さん、柏原竜二さん、神野大地さんがそろい踏み。メキシコ五輪銀メダリストの君原健二さんとともに、小学生の2キロ、一般のハーフマラソンなど種目ごとにアドバイスを送りながら、参加者と一緒に走った。

 レース後、4人からランニングシャツにサインを書いてもらった南相馬市立原町第一中学陸上部の立谷琉偉さん(14)は「地獄坂は本当にきつかった。これからの大会で(サイン入りの)シャツを着て、山の神の力を出します」と話していた。(古源盛一)