オリックスの山本由伸が2年連続2回目のオールスター出場。先発として成長した姿を見せ、昨年のリベンジに意気込んでいる。

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 高卒3年目の20歳右腕。昨季、リリーフとしてシーズン54試合に登板して4勝2敗32ホールド1セーブ、防御率2.89の好成績を残すと、その自身を手に今季は先発に再挑戦した。

 そしてシーズン初登板となった4月3日の福岡ソフトバンク(京セラドーム)で8回2死まで無安打に抑える快投劇を演じると、その後も150キロを超える伸びのあるストレートに高速カットボールと140キロ台後半のフォークボールで打者をねじ伏せ、快刀乱麻のピッチングを披露。

 味方打線の援護を欠いて勝ち星は思うように伸びていないが、6月28日の埼玉西武戦(メットライフ)では9回5安打11奪三振でプロ初完封勝利をマーク。6月末までに12試合に登板して4勝3敗、そして両リーグトップの防御率1.66をマークした。

 この活躍で、ファン投票でも千賀滉大(福岡ソフトバンク)に次ぐ堂々の2位にランクイン。

 監督選抜で2年連続の球宴舞台に向かうこととなり、「素晴らしい選手が多くいる中で、選んで頂いて光栄に思います。なかなか無い機会ですし、いろいろ方に話を聞いてみたいです」と語るとともに、「昨年はリリーフとして選んで頂きましたが、今年は先発として選んで頂いたと思うので、昨年より成長した自分をファンの方々に見せられるようにがんばります」と意気込んだ。

 19歳で出場した昨年のオールスターは、第1戦で筒香嘉智(横浜DeNA)に真っ向勝負を挑むも3ランを被弾した。今年こそは、力で封じ込めるつもり。将来の侍エースとしても成長が期待される右腕が、昨年よりも成長した姿を見せられるか。真のスターは、夢舞台でこそ輝くはずだ。