大相撲名古屋場所(7月7日初日)の番付が24日発表され、甲府市出身の竜電(28)は西小結となり、自身初の三役昇進を果たした。山梨県出身力士の新三役は、1972年秋場所の富士桜以来47年ぶりで戦後3人目。けがを乗り越え、また一つ目標を達成した。

 竜電は竜王中学校(甲斐市)柔道部時代に高田川親方にスカウトされ入門。2012年11月の九州場所では22歳で新十両になった。しかし、その後は股関節の骨折を繰り返した。

 序ノ口にまで転落した14年9月の秋場所からけがの状態もよくなり、好成績を重ねる。18年初場所には新入幕。前頭5枚目で迎えた19年夏場所、大関・豪栄道ら三役力士を破って10勝を挙げ、初の技能賞を受賞した。