岐阜県大垣、瑞穂両市でボルダリング施設を運営する会社が、企業で働く社員の健康増進にボルダリングを活用してもらおうと提案している。個人競技である一方で、チームでコースの攻略方法を考えることで社員の交流を深めるなど、健康面以外の効果も期待できるという。

 提案するカネショウ・コニー(大垣市和合本町)は、「ボルダリング&クライミングパークひょうたん島」を5年前に瑞穂市、昨年4月に大垣市にオープン。同社の玉川航太郎マネジャー(32)は「国の働き方改革などがきっかけで、企業から『健康経営』という言葉が聞こえてくるようになった」と話し、来年の東京五輪でもスポーツクライミングの競技の一つとして実施されるボルダリングを知ってもらい、愛好者を増やしたいという。

 ボルダリングは、壁に取り付けられた「ホールド」と呼ばれる突起物を手と足を使って登る。玉川さんは「制限時間内に決められた課題をいくつ成功するかを競う。大会などに参加しなくても、簡単なものなら、はしごを登る程度の運動能力でクリアできるなど、比較的、手軽に楽しめる」と話す。ホールドの位置が施設やコースごとに違い、飽きないことも魅力という。