1964年の東京五輪で岩手県金ケ崎町内を回った聖火トーチなどが19日、当時の聖火リレーでランナーを務めた町内の男性から町に寄贈された。2020年東京五輪で聖火リレーが再び町内を通るまであと1年。感動を次代につなぐ思いを込めた。「町民の宝。公開して大会を盛り上げたい」と町は大喜びだ。

 寄贈したのは同町西根医者屋敷の医療法人常任理事飯田實徳(みのり)さん(74)。64年3月に県立北上農業高を卒業後、農協に勤めながら社会人バレーチームの選手として活躍していた19歳の時、町教育委員会から町内4人の聖火ランナーの一人に選ばれたという。

 同年9月25日。二戸市、盛岡市、北上市などを経て町に入った聖火を掲げ、町内のアンカーとして、最後の1・6キロ区間を伴走者らとともに走り抜いた。