福岡県柳川市大和町鷹ノ尾の雲竜の郷・相撲ドームで16日、九州プロレスの無料興行「柳川ば元気にするバン!!」が開かれた。めんたい☆キッドさんや玄海さん、桜島なおきさんら所属選手8人が、約500人の観衆の前で熱戦を繰り広げた。試合前には子どもたちを対象にしたプロレス教室もあった。

 九州プロレスは「プロレスは戦後日本の復興に一役買った大衆娯楽だ」として、九州各地のまちづくりを応援しようと、福岡市を拠点に興行に回っている。社会貢献への意識が強く、高齢者福祉施設への慰問や不登校の子どもが対象のプロレス授業などにも力を入れている団体だ。

 この日は、試合が進むにつれ、観客もノリノリに。中盤からは、悪役レスラーの反則には大きなブーイングを発し、善玉レスラーが反撃すると手拍子がわき起こるなど、子どもからお年寄りまで、多くの人がリング上の選手と一体になって楽しんでいた。

 柳川市での興行は初めて。理事長兼レスラーの筑前りょう太さんは「福岡市は、柳川など県南地域から大勢の人が移住してくれたおかげで栄えています。だからずっと元気をお返ししたいと思っていました。この興行をネタに、家族の会話が増えてくれたらうれしい」と話した。(森川愛彦)