レスリング女子で五輪3連覇を達成し、1月に引退した吉田沙保里さん(36)の引退セレモニーが16日、東京・駒沢体育館であった。吉田さんに贈られた花束は、かすみ草だった。

 吉田さんは五輪と世界選手権を16大会連続で制し、「霊長類最強女子」と称された。セレモニーは全日本選抜選手権の決勝前に行われ、吉田さんは青いワンピース姿でマットに登場。「レスリングを通していろんなことを学び、いろんな人と出会い成長することが出来ました。レスリングと出会って本当によかった」とあいさつした。

 記念品とともにプレゼントされたかすみ草の花言葉は「感謝」。日本協会の福田富昭会長はあいさつで、吉田さんの実績に触れ、「素晴らしいアスリートをレスリングは生み出すことが出来ました。レスリング界、スポーツ界から心からの感謝を申し上げます」と言葉を添えた。

 吉田さん本人も「3歳からレスリングを始め、33年間指導して下さったみなさん、応援して下さったみなさん、支えて下さったみなさんに感謝の気持ちです」。最後は、「来年は東京オリンピック、パラリンピックがあります。日本一丸となって盛り上げていきましょう。レスリングを応援してくれたらうれしいです」と呼びかけた。(藤田絢子)