第101回全国高校野球選手権長崎大会(長崎県高等学校野球連盟、朝日新聞社主催)の組み合わせ抽選会が14日、同県大村市の市体育文化センター(シーハットおおむら)であり、55チーム(57校)の対戦相手が決まった。開会式は7月11日午後2時から長崎市の県営野球場で。北松西と口加の開幕試合を皮切りに、令和初の夢舞台を目指す戦いが始まる。

 シード8校は昨秋と今春の県大会、NHK杯の結果をもとにポイント制で決定。今年は第1シードから順に、長崎商、佐世保実、九州文化学園、創成館、長崎南山、長崎日大、長崎総大付、島原工となった。

 その後、シード校以外のチームが長崎、中、佐世保の地区ごとにくじを引いた。開幕試合は北松西と口加の顔合わせ。昨夏も初戦で対戦して口加が勝った。口加の岡本隆志主将は「開幕戦は初めてだが、平常心で勝ちに行く」。昨夏の試合にも出た北松西の門田秀英主将は「見る人がたくさんいると思うが、リズムを作りたい」と話した。

 連合チームとして出場するのは、猶興館・平戸と諫早商・島原翔南の2組。猶興館と昨秋から土日中心に練習を重ねてきた平戸の近藤佑馬主将は「自分たちのやってきたことを信じて全力でやる」と語った。月1度、諫早商とそろって練習しているという島原翔南の中島諒平主将は「まず先制点を取って、投手を楽にさせたい」と話した。

 県高野連の黒江英樹理事長は「実力校がばらけた。シード校には良い投手が多いが、打線を強化すればどのチームにも勝機はある」と話した。

■「勢いづける元気ある宣誓」 長崎鶴洋・小川主将

 選手宣誓は抽選で長崎鶴洋の小川桜輔(おうすけ)主将に決まった。「新しい元号になって最初の夏。出場選手みんなを勢いづけるような、元気のある宣誓をしたい」と言った。

 顧問と相談して「最終学年だから」と志願。封筒の中の紙を開いて引き当てたとわかっても、硬い表情を崩さなかった。「頭が真っ白になった」という。

 チームの主力の3年生5人は今月、ハワイ沖でのマグロはえ縄漁実習に旅立った。戻って来るのは7月下旬。「戻ってきたら、宣誓をやり切ったと伝えたい。なんとしても1回戦突破」