◆日本生命セ・パ交流戦 楽天2―11広島(14日・楽天生命パーク)

 広島投手陣が今季最多の1試合7本塁打を浴びて大敗。リーグ2位の巨人が敗れたため、首位陥落は免れたが、ゲーム差は1のまま。交流戦単独最下位の座も変化はなかった。

 それでも救援3投手がチームに光明をもたらした。2番手の薮田和樹投手(26)が今季初登板。先発・床田のKOを受けて2―7の2回2死無走者からマウンドに立った。いきなりブラッシュを空振り三振に封じたが、3回以降は7安打4失点。「1軍の緊張感という意味では、感じられたかな。打たれたので(自己)評価も何もないですが、感覚は悪くない。下でやってきたことはできている」。結果は伴わなかったが大きな一歩。17年に15勝を挙げて優勝に貢献した右腕が、復権へ再スタートを切った。

 3番手の遠藤淳志投手(20)は6、7回を無安打無失点。最速147キロの直球を軸にラストは辰己、太田を連続三振で仕留めた。「大差がついていたし(楽天打線が)マン振りしていたけど、しっかり強い球を投げようと思いました」。これで7日のソフトバンク戦(マツダ)でのプロデビューから3試合で計5回無失点。若武者が胸を張った。

 4番手のドラフト2位ルーキー・島内颯太郎投手(22)は8回を1安打無失点。先頭・茂木に二塁内野安打を浴びたが、島内は初球、内角高めの150キロの直球で詰まらせて遊ゴロ併殺打。続く浅村は1ボール2ストライクから内角直球で見逃し三振に抑えた。「点差が開いていたので、せめてできることは(チームに)勢いをつけること。真っすぐも走っていました。(浅村は)今まで投げ切れなかった右打者の内角にしっかり腕を振って投げ切れた」。今月7日の1軍再登録後は3試合で計5回無失点。自身の成長を実感した様子だった。