フィギュアスケート男子で2010年バンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔(33)=関大KFSC=と、18年平昌五輪日本代表の田中刑事(24)=倉敷芸術科学大大学院=が14日、故郷の岡山・倉敷市で「西日本豪雨災害復興チャリティートークショー」に出演した。

 年齢は9歳離れているが、2人とも倉敷FSC(フィギュアスケーティングクラブ)出身で、田中にとって高橋は憧れの存在。「先輩を見て、ジャンプだけでなくステップで見せられる選手になりたいな、と子供の頃から思っていた」とリスペクトの思いを表した。

 昨年12月の全日本選手権では、4年ぶりに現役復帰した高橋が2位、田中が3位となり、一緒に表彰台に上がったが、高橋は「うれしいけど違和感があった。(優勝した宇野)昌磨や刑事と一緒に表彰台に立っているのは不思議でした」と話した。田中も「同じ最終グループで滑ることが出来て、不思議な感覚。普段は全日本選手権(の重圧)に押しつぶされるけど、何か楽しんだ感じがあった」と振り返った。

 今後の“夢プラン”は、国体に岡山県代表として2人で出場すること。「刑事が(競技者を)引退すると思った時に連絡くれ」と言う高橋に対し、田中も「ホントに面白い組み合わせが出来る。そのときはお願いします」と乗り気だった。

 また、田中は来季のフリー演技が出来上がったことを宣言。テーマや曲調など具体的な内容には触れず「“事件”です」とだけ答えた。

 トークショー後にはチャリティーオークションも行われ、高橋が出品した使用済みスケート靴、トレーニングウエアには46万円、田中の練習着やスケート靴にも11万5000円などの高値で落札され、地元での多大な人気を証明した。