第68回全日本大学野球選手権大会(報知新聞社後援)は15日に神宮で準決勝2試合が行われる。初めて4強入りした佛教大(京滋大学)は、OBで中日の大野雄大投手(30)のサプライズ激励を受けた。

 この日、大野雄はオフだったため、名古屋から日帰りで都内の佛教大宿舎を訪れた。ベンチ入りメンバーら約40人に高級栄養ドリンクを差し入れた。「うれしすぎて、名古屋から駆けつけました。勢いだけでサヨナラ勝ちを2回もできない。実力があってここまで来たと思う。快進撃を引き続き見せてください」と、あいさつした。

 大野は大学3、4年時に全日本大学選手権に出場し、ともに2回戦で敗れた。「(初の4強が)ほんまにうれしかった。いても立ってもいられなかった。(選手は)さらなる目標に向かってという目をしている」と、後輩の活躍に感心しきりだった。

 選手らはこの日、東海大(首都大学)戦に向けて、埼玉県内で約2時間半、調整した。吉村颯主将(4年)は「大野さんに会えることがなかったので、勝っていけてよかった。今まで通り最後まであきらめない気持ちでやっていきたい」と、関西勢13年ぶりの決勝進出を見据えた。